2013年12月30日月曜日

第59回例会 2013年12月21日

2013年を締めくくる、今年最後の例会です。

1.Induction Ceremony(入会式)
新たなメンバーとして、Tさんをお迎えしました。
入会式では、前に出てPledge(誓約)を読み上げてもらいます。これがなかなかの緊張モノ。
でも、そのあとでメンバー全員から「全力でサポートします!」(もちろん英語で)と返してもらえるので、すごく心強かったりします。
Tさん、千里トーストマスターズクラブへようこそ!

2.Word of the day(今日の単語)
続いてGrammarianからWord of the Dayの紹介。今回は、’Hectic’(「大変忙しい」)です。
Grammarianは例会中、誰が発表の中にWord of the Dayを取り入れるか、しっかり聞いておかなくてはなりません。その上、文法的な間違いや、特筆すべき表現などもチェックします。
Grammarianは慣れないとHecticですが、リスニング力、集中力が鍛えられます。

3.Prepared Speech(準備スピーチ)
例会のメインです。今回は、入会して間もないメンバーからベテランまで幅広いレベルのスピーカーが登場しました。

TM E,Aさん ”Why men don’t listen & women can’t read maps
書籍のタイトルで有名です。男性と女性の思考様式の違いを、数字やご自身の経験を取り入れながら、わかりやすく説明されました。大切なのは、お互いに丁寧に気持ちを伝え合おうとする努力なのですね。

TM M,Cさん ”Be happy”
日本人は恵まれているが、それほど幸福であるとは感じていない。幸せの青い鳥はすぐそばにいるのに…。そうですよね。ポジティブに考えて、もっと幸せを感じましょう。

TM N.Aさん ”Food of soul”
食べ物は体を作る、良い言葉は魂を育てる。よい言葉に触れ、良い言葉を届けたいと思いました。

TM S.Tさん ”Proposal to Eliminate Debate in English Class”
高校英語の授業ではディベートを取り扱うことになっているが、果たして効果は上がっているのか?Audienceとの質疑応答も含め、高度な内容でした!

TM Y.Kさん ”Air Macau”

出張で利用されたマカオ航空機内での出来事について、ユーモラスに表現されていました。
なんでもスピーチのネタにしてしまうKさんは、良い意味で実に貪欲です。

スピーチ二回目にしてBest Speaker賞を獲得されたAさん、おめでとうございます!

4.Evaluation(評価)
さて、それぞれのSpeakerに対して、Evaluationをします。
基本は「ここが良かった」+「ここはこうすればもっとよくなる」をコメントします。
評価される側も、する側も、このプロセスがあるからこそ上達するのです。
Best Evaluatorは、ポイントを突いたコメントに定評がある(と私は思う)ベテランFさんでした!

5.Table Topics Speech
即興スピーチです。どんなお題が、誰に当たるかわからない。
今は、MasterのKさんが事前に「誰に、どのお題を振る」と決めておられました。
4人のスピーカーが当たりましたが、なんといってもHさんの「故ネルソン・マンデラ氏への追悼演説」は、まさに達人の域。当然のごとく、Best Speaker賞を獲得されました。

6.Comments from Guests
実は今回、何と台湾のTainan Toastmasters ClubからゲストとしてTM R.Hとご友人がお越しくださりました。

ご多忙につき、滞在時間は10分!にもかかわらず、コメントから記念写真撮影まで快く応じてくださり、お土産までいただきました。私たちメンバーも、短時間ながら親睦を深めることができました。こんな風に、他のクラブのメンバーと交流するチャンスが多いことも、トーストマスターズの魅力の一つです。千里のメンバーが台湾に行ったときには、きっとTainan TMCを訪れることでしょう。

Thank you so much for your visit and a wonderful time with us!

このほか、他クラブ所属の方、以前来られた方、飛行機の機内でメンバーに口説かれた方(!)など、様々なゲストがお越しくださりました。そして、2名の方が入会してくださることになりました!

例会を重ねるごとにメンバーが力を伸ばし、また、着実に新規メンバーを迎えることができ、千里トーストマスターズクラブの着実な成長が感じられた一年でした。
2014年も、イベントが目白押しです。ますます張り切っていきましょう!

それではみなさま、よいお年をお迎えください。

Y.K.

2013年11月27日水曜日

Fall in Conference Fukuoka English section

2013年、1117日、午前10時、 “District 76 Tall Tales Contest” の2日目、いよいよ英語コンテストの幕開けです。

コンテスタントは、京都TMCのMさんを含め6名です。
コンテストチェアから、以下のようにスピーチの順序が発表されました。

1TM Hさん “Drag and Drop”
2TM Mさん “The Sound of Happiness”
3TM Mさん “Pyramid Scheme”
4TM Tさん “Bank Robbery Workshop”
5TM Kさん “Surviving the Titanic”
6TM Kさん “Cardinal Rule for Toastmasters”

コンテスタントの名前が読み上げられるたびに、ウォーという低い歓声が上がります。さすがに、各ディビジョンを勝ち上がってきただけに実力者として知名度があるのでしょう。

さて、最初は、女性のスピーカーで、現実に使えるPCマウスで、都合良くものを動かすことができるのですが、最後にBrad Pitt Drag and Drop でコピーしてしまうあたり女性らしいですね。しかし、跳び蹴り有りのパフォーマンスは迫力満点で素晴らしく引き込まれました。

次のMさんは、小さい頃からのヴォーカルトランペットで、心温まるトールテールズでした。ヴォーカルでギターもドラムもこなされていました。素晴らしく、雰囲気にオーディエンスもウットリでした。しかし、キスシーンもあり、ユーモアたっぷりでした。

さあ、3人目は、我がディビジョン・E を勝ち抜いたMさんです。最初の発声で今までの雰囲気を刷新し、一気に自分の舞台に引き込むのです。オーディエンスの反応も良く、随所で笑いが出ました。私は拝見するのは、これが3回目ですが、舞台が大きくなるにつれ彼のスピーチも大きくなってくるような気がします。そして、きっちりと、最後のオチを決められ完ぺきにして、きれいに終了しました。

次は、Tさんです。ステージに登場すると同時に、トールテールズスピーチがスタートしているという感じでした。それは、登場するときから迫力があったという事でしょうか。すぐに、「バンク・ロバリー・ワークショップにようこそ!」と引っぱり込まれ、次々とオーディエンスの質問に答えるようなスタイルでトールテールが始まります。もちろん、本当の質問があるわけではありません。そして、そのテンポに追いつけとばかりに笑いが起こります。すべてをレポートはしません。オチは、皆さんで考えてくださいね。

5番目に登場のKさんは、なかなかの話術で、堂々とした中にパフォーマンスあり、スクリームありで驚きです。タイトルがタイタニックですから、当然船が沈んでゆくのですが、それがまさかの手漕ぎのボートでのお話です。もう、おかしくって、面白くって、疲れました。

最後のスピーカーは、Kさん。相談した相手が、オーストラリアの男性。当然、軍隊式のトールテール用訓練メニューが用意されました。「コンテンツも、□□も要らない。(は忘れました。)」”Just do it!”と、早速、空港内を駆け足。その可笑しさったら、何と言うのでしょうか。おかしい。笑いすぎ。

というわけで、さんざん笑ったなかで、全員無事終了しました。続く、参加賞状の授与とインタビューですが、まあ、皆さん強者(ツワモノ)ですね。まるで、トールテールのアンコールみたいなインタビューに対する返答でした。

さあ、順位発表となり、私なりに、予想してみました。しかし、1位から4位まで入賞があれば何とか予想がつくのですが、1位と2位が決めかねます。また、3位に誰が入るかも難しい。なぜなら、それぞれが、異なるコンテンツと表現スタイルだからです。比較が超難しい。審査員は、辛いでしょうね。

日本語の場合と同様、審査に時間がかかっています。司会者が、間を持たせるために、博多うどんの話をするなど苦労していました。

さあ、いよいよ発表です。まず、第3位は、トップバッターのHさん。なるほどなあ、と納得しながらも次の発表に息を飲みます。第2位は、我がディビジョン・EのMさん、優勝は、Tさんに決まりました。

順位はつくものの、決して悪いところや減点はないのではないでしょうか。加点要素で決まるのではないでしょうか。私が自分なりに付けたスコアがそうなっているからです。

とにかく、笑った、笑った、そして笑った。隣の方で、スピーチのたびに、「よくあんなスピーチのアイデアが思いつくよなあ。」と話していましたが、本当に、その通りです。楽しく、学ぶところの多かった大会でした。スピーカーの皆さま、本当にありがとうございました。

皆さま、来年は、全国大会にはぜひ参加しましょう。
たいへん、学ぶところが多く絶対にソンはないと思います。



Fall Conference Fukuoka Japanese section

みなさん、お元気ですか。風邪などひいていませんか。
私は、風邪をひいてしまい、11月16日の土曜日に福岡で開かれたトールテールズコンテストを拝聴しに行ってきたのですが、笑うと咳が出て本当に困りました。特に、Sさんのスピーチは、声の強弱といい、演技のキレといい、すべて完ぺきで大笑いの連続でした。私は、苦しくって、おかしくって。

Sさん、優勝おめでとうございます。

コンテストは、全員のスピーカーが素晴らしいトールテールを披露し、私たちは、笑っているだけで本当に楽しめました。スピーカーの皆さまありがとうございました。ちなみに、6名のコンテスタントのスピーチタイトルは、以下の通りです。

優勝者 やせたからってイイ気になるな!
2位 「ハト」なべともこ
3位 私は今

     新税導入!
     日本経済再生への道
     「新地球」移住説明会


スピーチは、独身税導入の演説に歌舞伎調子を取り入れた男性スピーカーや、女性スピーカーのお二人(伝書鳩新聞と新地球の歩き方)は、パフォーマンスがとても素晴らしく、よくそんなにステージの端から端まで使い、飛び跳ねたり、よく動けるものだと感心させられました。もちろん、Sさんもぴょん、ぴょんとコミカルに飛んだりと、大きめのジェスチャーを随所でみせられソフィスティケイティドな演技力を発揮されていました。また、とても大きすぎたスカートを、前を少し短めに身に着け、少し変テコリンさを出してユーモラスでした。もちろん、緑のソックスに茶色のパンツのいでたち。
まあ、本当に滑稽で、かつ、楽しい話でした。そのうえ、最後は、ハッピィエンドで、かつオチがしっかりとついたトールテールでした。

ただ、順位発表では、私たち、応援に駆け付けたFさん、Sさんも、本当にハラハラしました。Fさんも、懇願するような必死の表情でした。

私は、Fさんに、「Sさんは、1位か2位に入りますよ。1位だと思うけど、審査員の判定を待つしかない。」と断言しました。しかし、発表まで、時間がかかりました。もう発表かと思ったら、まだです。「時間がかかっております。」とのこと。どうなってるのだろうかと、私たちに一瞬不安がよぎります。

発表は、3位からで、3位は、トップバッターでスピーチをされた男性スピーカーが入りました。その途端、1,2位を、Sさんを含め、できばえの良かった女性の方3名、それに男性2名を加えた5名で厳しく争っているのじゃないかと不安がよぎりました。そして、2位の発表で、女性の方が選ばれた結果、1位は、Sさんと、もう1名の女性の方のどちらかで決まりだと思いました。

まさに、ハラハラ、ドキドキしました。まさかな、と思いながらも、ドラムローリングの後、「優勝者は.....」のアナウンスに私たちは、息を止めます。そして、Sさんの1位が告げられました。「よかった。」「よかったね。」

結果からすると、何もハラハラすることはなかったのですが、それくらい、他のスピーカーの方々のスピーチも素晴らしいものでした。

ただ、優勝者のSさんの場合は、スピーチのコンテンツ、パンチライン、パフォーマンスとそれぞれが完成度が高く、オーディエンスの反応が非常に良かったのです。オーディエンスにSさんの話が受けた回数も他のコンテスタントより多く、客席の反応がもっとも良かったのです。しかも、最初にタイトルがコンテストチェアによりアナウンスされた途端、会場から笑いが出ましたからね。スピーカーとオーディエンスが一体となって雰囲気をつくり、楽しめたのでした。そんな、スピーチでした。ほんとうに、いい大会でした。

Sさん、おめでとうございます。


私の個人的な感想では、他のスピーカーの皆さんも、それはもう大変素晴らしく、本当に楽しめました。ただ、女性のスピーカーの皆さんのパフォーマンスや、ボイスコントロールは何と言っていいか、飛んでいるというか、レベルがふつうでなく、私たち男性には、到底叶わないものがあります。一時は、123位を女性が独占するのかと内心思ったりもした私でした。すごい。

尚、NHKの特別賞は、NHK福岡放送局から送られたもので、良く知りません。


2013年11月26日火曜日

第58回例会 2013年11月23日

秋の行楽シーズン真っ只中、紅葉・スポーツ・グルメの誘惑に負けず、熱心なメンバー・ゲスト参加の下、例会はいつも通り盛大且つ和やかにスタート。

まずは、新会員・ASさんの入会式、会長代理のAKさんが粛々として式次第進行。


新会員・ASさんと会長代理AKさん
次いで、Prepared Speech Session今回は初級から上級レベル4段階にわたる多種多様なスピーチを堪能。

KM/ASさんは、夫々「幸せについての色々な感じ方」「仕事や転勤などの経験披露、自己紹介」。Icebreakerらしからぬ落ち着いた話しぶりに、聴衆全員が感心。TAさんは、「小さな成功の積み重ねの大切さ」を西川きよしさんばりに熱演。RFさんは、「なぜ?」興味をそそるタイトル、いつもの流暢な語り口ながら、スピーチの課題を意識した話しぶりは秀逸。最後は、元全日本チャンピオンのKKさん、分り易く歯切れ良い英語で、誰でも知っている日本昔話を流暢に一席、素晴らしいスピーチ能力は流石。Best Speakerは,IcebreakerのASさんが初出場・初受賞の栄誉を獲得。


Best SpeakerのASさん
Evaluation Session は、MC/KK/NS/TS/TMさん、中堅・ベテランが多士済済、巧みな論評が満載。Best Evaluatorは、今秋Tall Tales Contest全日本チャンプの本領発揮されたTSさん。


Tall Tales ChampionのSKさん
Table Topics Session 出場者は、ゲスト,HN/FN/MTさん、TM,SK/EA/MCさん。

・HN 「今年の決意の進捗具合」 (抱負? 近年殆どなし、その日暮らし)
・FM 「 死の直前に食したいもの」 (食えるかなあ?餓死になりたくない)
・MT 「象の食仕方」 (おちょぼ口の人には無理?)
・SK 「新しい祝日希望・Name/Why?」 (毎日が日曜日)
・EA 「Truthとは?幼児に教えて」 (偽装流行、もう死語では? 忘却なら知ってる)
・MC 「千里TMCの新しい旗の創作」 (見事なイラスト披露できないのが残念)
(詿) 「」内はお題、()内は筆者の独り言。

難しいお題を全員が克服、Best TTSは、ゲストのHNさん。来年も強く生きて下さい。


Best TTSのHNさん
今月の言葉"Hilarious/Hilariously",使い忘れた人はX'masにでもぜひ使って下さい。

素晴らしいお知らせを2件。

(1) Area Govenor,RHさんによるWork Shop  "How To Be A Distinguished Club" Distinguished Clubに付いて沢山学べた事、感謝感謝です。

(2) 2013 Tall Tales Contest District-76 Grand Champion,TSさんの凱旋祝。
TSさん、Congratulations! 率先垂範、引き続き千里TMCのジャンヌダルク役を。

最後に、盛り沢山の例会を成功裏に進行させた、会長代理・AKさん,TMOD・YNさん、各Role TakersのSK/ST/EA/AK/YKさん、有難うございました。

それでは、12月21日(土)次回例会でお会いしましょう。

2013年10月29日火曜日

Division E Tall Tales Contest


10月27日(日)午後、キャンパスプラザ京都にて、Division E Tall Tall Contestが開催されました。コンテスト当日は、懸念された台風の影響もなく、気持ちのよい秋晴れ。「仲良しの台風に、今回は日本に寄らず別のルートを通るようお願いしておいた」とスピークアップTMCのK.M.会長より一言。さすがコンテストの主催者!

クラブの例会の数倍もの広さの会場は満席。ステージの上には、コンテストの大きなバナーが飾られ、厳かな雰囲気。やや緊張した空気の中、District76LGET(教育研修担当副ディストリクトガバナー)のH.W氏から、なんと、”じゃんけんゲーム”!全員が起立し、H.W氏とじゃんけんをして、最後に勝ち残った人が優勝!・・・ではなく、最後に勝ち残った2名は、驚きのチアガールに任命。
役目は、コンテスタントとアイコンタクトする、相槌を打つ、大胆に笑うこと。

一気に場が和んだところで、コンテスト開始。コンテストは英語と日本語の2部構成。

<英語部門>
各エリアから勝ち抜いてきた6名のコンテスタントによる英語のTall Tales.
以下、コンテスタント(クラブ名)
1. D.L.B (松山)
2. K.M (京都)
3. A.T (名古屋)
4. T.M (千里)
5. M.H (東神戸)
6. Y.S (豊田フレンドシップ)

我が千里TMCが誇るT.M氏は4番目。In House contest, Area 53 Contestを勝ち抜き、レベルアップしていく様子は、クラブメンバーにとっても刺激的。ステージをめいっぱい使った、体を張ったスピーチは、普段の彼とは別物。一番の驚きは、前日クラブの例会でメンバーからのフィードバックを全て盛り込み、一晩で更にブラッシュアップされていました。千里クラブの応援団と一体となり、会場の至る所に聴衆の笑いが響いていました。懸念されていたオーバータイムもなく、結果は惜しくも2位。1位はK.Mさん。トロフィーを片手に、何だかほっとした表情を浮かべるT.Mさん。お疲れ様でした。



<日本語部門>
1. D.S (西宮)
2. M.S (徳島)
3. H.H (名古屋)
4. K.H (東海)
5. K.Y (鳥取)
6. H.T (大阪堺)

古き日本から世界のはてまで、ほら吹きスピーチもグローバル。何が本当で嘘か見分けがつかないくらい、絶妙な語り口や表現に引き込まれる聴衆。1位はM.Sさん。

Division E コンテストは、司会進行、コンテストタントへのインタビューを含め、コンテスト全体を通してTall talesが満載でありました。11/15-17はDistrict 76 福岡大会。全国からほらふきが集結する。今回笑い損ねた人は、see you in 福岡!
N.S(cheer girl )

2013年10月28日月曜日

第57回例会 2013年10月26日

スカイプをつないでスタートした今回の例会。スクリーンに現れたのは、海外出張中のわれらが会長。残念ながら音声がうまく出せず、途中で中継中断となりましたが、離れていても共に例会をスタートできてよかったなと思います。そして今回も7名のゲストの皆さんが参加してくれました。うち2回目の方が4名!とても嬉しい限りです。さらに、教育研修担当副ディストリクトガバナーのHWさんもお越しくださり、大変充実した例会になりました。 

1. Introduce New Member 
今月からTAさんが千里TMCメンバーに加わりました。TAさんは大阪TMCとのDual Memberです。千里TMCでもメンバー全員でサポートすることを誓い、入会を祝福しました。 

2. Prepared Speech Session 
今日は4名がスピーチを行いました。

YNさん「Baseball and to try something 
お好きな野球をテーマに、Visual Aidsを活かしたスピーチでした。やはり本当に自分が好きなことだからこそ、Passionのこもったスピーチができるのですね。 

NSさん 「My Challenge 
千里TMCでは初めてのスピーチでした。自己紹介の要素を織り交ぜつつ、かつとてもメッセージ性のあるスピーチでした。 

KKoさん「My Daughter-in-law 
経験豊富なKKoさんのスピーチ。ユーモアたっぷり、そしてとても温かく、魅了されました。お話の内容や構成、声の変化や動作といったデリバリーもとても素晴らしいスピーチでした。本日のベストスピーカーです!  

HWさん「Congratulations! 
他クラブメンバーのスピーチを聞ける機会はとても貴重です。千里TMCメンバーを登場させつつ、トーストマスターズクラブの良さ、そこで出会う方々とのつながりの素晴らしさを感じさせてくれるスピーチでした。


3. Evaluation Session 
素晴らしいスピーチの後には、とても有意義なEvaluation Sessionが続きます。休憩時間にホワイトボードに絵を描き準備をされたKKaさんのEvaluationはとても印象的でした。そして、Best Evaluatorは、とても説得力のあるEvaluationをされたLHさんでした!


4. Table Topics Session 
即興でスピーチを行うこのセッション。今回のTable Topics MasterSKoさんから出されたお題は、与えられた言葉についてスピーチをするというもの。その言葉はどれもタイムリーなものばかり。あなたなら、どんなスピーチを作りますか?

「体罰=Corporal (Physical) Punishment
「消費増税=Consumption Tax Increase
「東京オリンピック2020=Tokyo Olympic
「いつやるか?/今でしょ!=When do you do it? Right now!
「アベノミクス=Abenomix
「ふなっしー(船橋市ゆるきゃら)=Mascot Character for PR of Funahashi city
「倍返し=Take Double the Payback

見事、Best Table Topics Speakerに選ばれたのは、「いつやるか?/今でしょ!」のSusieさんでした。


5. Special Session
翌日に控えたDivisionコンテスト、来月のDistrict Contestに出場するメンバーがスピーチを行い、全員でフィードバックを行いました。 
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気づけば、今日の受賞者はみなさん、ベテランの方々。千里TMCを立ち上げ、築き上げ、そして今もこうして会を盛り上げてくださっているみなさんに感謝です。





今日の単語(Word of the Day)は「Hospitality」。「Hospitality」を実践するには、そして充実した例会を作り上げるには、十分な準備と柔軟な対処力が必要だなと、実感した例会でした。よいスピーチにも、この精神が必要なのかもしれませんね。

お・も・て・な・し 

A.K.
 

2013年10月7日月曜日

Area 53 Tall tales Speech Contest

10月5日エルおおさかでTall Tales Speech Contestが行わました。

Tall Tales とは何ぞや?と思われている方もいると思いますが、前回の記事にTall Talesの説明をしていますので、説明は省略させて頂きます。解らない方は、前回の記事を参照して下さい。

今回 Osaka, Senri, Sakai, Naniwaの4つのクラブから日本語、英語部門から選ばれた各1名が次のDivision Contestに出場する為の切符を手に入れる為の戦いが始まりました。我千里トーストマスターズから英語部門ではTM T,M 日本語部門ではTM A,Kが出場されました。

そして、何とTM T,Mさんは英語部門で1位に入賞しましたので、次のDivision Contestに出場されます。TM T,MさんのTall Talesスピーチ会場を笑いの渦に巻き込んでいました。おしくも、TM A,Yさんは日本語部門では入賞する事はできませんでしたが、ご健闘を称えたいと思います。
Areaまで出場する人は、やっぱりレベルが高いなぁーとつくづく思った一日でした。

次のDivision Contestは今月27日 Campus Plaza Kyoto, 2F Hall 1時から開催します。
http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=585&frmCd=14-3-0-0-0
時間がある人はぜひTM T,Mさんを応援しに行きましょう。

当日の写真を掲載します。






2013年9月26日木曜日

第56回例会 2013年9月21日

日本語、英語のトールテールズ(ほらふき)コンテストが行われた第56回例会。なんと11名ものゲストの皆さんが参加してくれて大盛況となりました。今期は本当に多くの皆さんが遊びに来てくれて嬉しい限りです。モチベーションの高い人がどんどん入会してくれるといいなぁ。

1.  Induction ceremony
…という訳で、コンテストの前に KMさんの入会式が行われました。また、dual member として、千里TMC に加わりました、YKさん、NSさんの入会もあわせて、皆で祝福しました。千里TMCの雰囲気を気に入って入会を決めてくれるのは、これまた嬉しいことですね。

新入会の皆さんと会長&VPE


2. Tall Tales contest
入会式の後は、さぁ、お待ちかねのコンテストです。「トールテールズ」は日本語では「ほらふき」と言われ、「そんなのありえないっしょ・・・」と言いながらも笑いが止まらない、そんなおかしいぐらいに誇張された、非現実的なお話の数々です。コンテスト委員長のKKさんのアバウトな語り口から一転、コンテスタントの皆さんの面白話が飛び交いました。結果は日本語の優勝者は AK さん、英語の優勝者は TM さんでした。お二人は10月6日の Area 53 contest に出場されます。参加できる人も、都合により参加できない人も、Yell をたくさん送りましょう。

コンテスト入賞者の皆さんとコンテスト委員長

3. Workshop "Moments of Truth"
コンテスト後の休憩の後は、私、KJ によるワークショップ。Moments of truth でした。これは、Successful club series の1つで、今のクラブとしての活動状況を振り返り、今後のより良い活動に繋げていくことのできる、重要なワークショップです。10分弱で Moments of Truth とは何か?を説明したあと、チャート使って現状分析、その後、3-4人のグループにわかれて、1. First Impressions か 2. Membership Orientation のどちらかについて議論して頂きました。ゲストの方も積極的に参加して下さって、ゲストの方から見た本当の First Impressions は有意義なものばかりでした。議論の結果を少しずつ活かしていきましょう。


4. その他の話題
(1) 例会の始めに前会長のSSさんから、昨年度受賞の Distinguished Club リボンが公開されました。今年は Select Distinguished Club を狙えるかな?
(2) 例会の終わりには全てのゲストの方に一人ずつ前に出てきて頂いて、短くコメントを頂きました。そして、見学3回目のお二方が入会表明を!!(・∀・)イイネ!! 千里トーストマスターズクラブ、どんどん成長していきます。
(3) 例会特別コーナーでしたが、既に Division F contest に出場が決まっているSSさんのほらふきスピーチの練習も行われました。さすが division contestant と言う実力。


5. さらにその他の話題
例会後、例によって2次会が開催されたのですが、ゲストの方も含めて多くの方が参加してくれました。コンテストスピーチに対して全員でフィードバックコメントを返したり、例会について語ったりと、意外と(?)真面目なお話もありましたが、基本的にはもうわいわいがやがや大盛り上がりの楽しい一時でした。これを読んだ皆さんも、是非々々気軽に遊びにきて下さいね。


以上、コンテストを見て、やっぱりコンテストに出たいなぁ…と思った KJ でした。

Special thanks to SK for nice pictures.

2013年9月4日水曜日

第55回例会 2013年8月17日

第55回例会の報告をします。
連日、暑い真夏日がつづく中、今回も多くのゲストの皆様のご参加をいただき、緊張と期待のなかで例会の始まりです。本日のトーストマスター、T.M.さん。Today's word は ''Intrigue''. 見慣れないことばに新鮮さを感じながらspeakerたちはこの言葉をスピーチの中にもりこむ事に挑戦です。意味も使い方もわからない。とっても使うのがむずかしい。

1 Induction Ceremony
Senri Toastmasters Clubに今回も新しいメンバーが2名加わりました。お二人とも闊達で大変元気。(M.M.さん E.Aさん) 新しいメンバーも、私たち現メンバーも互いに向上を誓い合うおごそかなひと時です。

2 Prepared Speech Session

2名の新メンバーを含む4名の皆さんのスピーチです。新メンバーのスピーチをIce Breaker Speechといいますが、2名とも初めてのスピーチとは思えない、内容ともども素晴らしい出来栄えでした。参加者メンバー多くがスタンディングオベイションで拍手。4-6分程度の短い時間のスピーチに、ベテランの仲間の興味深いトピックにもスピーカーの皆さん各々の工夫がつまっていて、すっかり聞き入ってしましました。
そして、サプライズ。
今日のベストスピーカーはIce Breaker Speech の一人、テーマは'' My Work Life Balance''のE.A.さん。主婦として、母としてなどなど、生活を切り盛りする日々が生き生きと示されて興味深く、またいろいろ考えさせられました。


本日のベストスピーカーの皆さん

3 Evaluation Session
Prepared Speechのスピーカーに対して、あらかじめ割り当てられたTM(トーストマスター)が2-3分でevaluateします。2名のIce Breaker Speechに向けて経験豊かな仲間同士で丁寧な切り口で説明します。

4 Table Topic Session
本日のtable Topic masterが用意したテーマに対しての即興のスピーチ。指名されたスピーカーは思い思いの転機をきかせて、ちょっとにぎやかな、リラックスしたざわめきも生まれます。今日のお題は「日本をいろいろな観点から、どうして?」を語ってもらいます。[「こんなに暑い夏をどうやってしのぐの?」「お盆は交通が込み合うのになぜこのときに移動するの?」「あなたのおいしい日本食は?」などなど。もし、自分だったらなんと答えるかと思いをめぐらせながら仲間のスピーチに聞き入って納得したり驚いたり。

5 Tall tales Workshop
ベテランのM.Y.さんによるWorkshop。今秋開催される予定のTall Tales Speechコンテスにト向けて ''What is Tall Tale Speech?'' ''How to tell Tall Tales?''スピーチのこつを伝授いただきました。 即興の大げさな話に笑いをさそわれてSessionの最後も盛り上がりました。次回はTall TaleのInhouse Contest. さてどんな突拍子もない話が飛び出すか。今から楽しみです。
みんな聞きにきてねー。

文責 S.K

2013年8月4日日曜日

第54回例会 2013年7月20日

7月の例会には、ゲストおよび他クラブの方が11人も参加され大盛会となりました。

1. Prepared Speech

5人のメンバーがそれぞれのテーマに沿ったスピーチ(5-7分)を行いました。
経験豊かな方のスピーチが多かったのですが、この中でTさんが初めてのスピーチを行いました。

初めてとは思えない素晴らしい内容でしたので、簡単にご紹介します。タイトルはHappiness。ご自分の経験を踏まえて、お金を稼いで物質的に豊かになったとしても、それは一時的な満足をもたらすものに過ぎない。日々努力して、自分が進歩していくことを感じるのが真の幸せである、という心に響くスピーチでした。


2.Feed Back

5人のそれぞれのスピーチに対して、事前に指名された5人がevaluation speechを2-3分で行います。スピーチの良かったところ、改善すべきポイントを簡潔にわかりやすく表現します。Toastmasute歴の長い実力派の5人がevaluatorであったため、非常に勉強になる指摘がたくさんありました。


3.Table Topics

準備なしのスピーチで、その場で与えられたお題で2-3分のスピーチをします。
今回は、人生相談の回答者というシチュエーションで4人の回答者が相談者のお悩みに答えていきます。例えば、「私は看護婦です。ケニアなどの途上国で働きたいと思っていますが、そんなことを言えば両親がショックをうけると思います。なんと言って説得したらいいですか?」というようなお悩みです。なかなか、急に言われても難しい質問ですが、できればウィットにとんだ対応をしてみたいものですね。


KK

2013年6月18日火曜日

第53回例会 2013年6月15日

第53回例会の報告を致します。

この日は多数のゲストと他クラブからの出席者も交えての内容豊富な例会となりました。
1. Prepared Speech Session
3名の方がスピーチされました。内容は下記の通りです。
1) TM Y.M. - 'Fate, chance,decision'  (Ice Breaker) B-1
2) TM S.K. - 'Let's enjoy debate' B-10
3) TM A.K. - 'Words' B-10

2. Evaluation Session
上記の3名のスピーチに対するevaluation(評価)をします。ここでは、それぞれのスピーチについて、良かった点、改良すべき点をまとめて発表します。各スピーカーに一人づつ違うevaluatorがついて2-3分のコメントを述べます。

3. Table Topic Session
TM Y.N.がこのセッションを仕切ります。彼の出したテーマはこの時期の「父の日」にちなんだもので、全部で8名の方がlecternの前で「即興スピーチ」を行いました。

4. Special Session
先月名古屋で開かれたトーストマスターズ・クラブの全国大会で、「日本語スピーチ部門」で堂々の二位に入賞された当クラブの切り札KJさんがpodiumに立って、色々の質問に答えられました。「全国で二位になれたのも、心強い仲間の応援があったからだ」と強調されてました。

5. Award Session
今回はベスト・スピーカーにA.Kさん、ベスト・テーブルトピック・スピーカーにM.Y.さんが選ばれました。

6. Induction Ceremony
今回から新しく当クラブのメンバーになられるT氏の入会を祝って、セレモニーをクラブの形式に沿って執り行いました。

7. Installation Ceremony
この6月は年度末で最後の例会になるため、クラブ役員の入れ替わりがあり、エリア・ガナバーをお迎えして、新役員の就任式が正式に行われ、新たに、President ,VP Education 、VP Membership, VP Public Relations, Secretary, Treasurer , Sergeant at Arms の7名が役職に就きました。

最後にゲストの皆さんから一人づづ感想を聞かせて頂き、閉会となりました。
                                       (文責: TM K.K)

2013年5月24日金曜日

District 76 Spring Conference 2013 (英語スピーチ)


2013年5月19日(日)に名古屋にて、District76(日本地区)の英語のスピーチコンテストが行われました。各地の予選を勝ち抜いた6名のコンテスタントによる白熱したスピーチが繰り広げられました。さすが最終に残るだけあり、どのスピーチも聞きごたえたっぷりでした。

1位を獲得したNTさんは、アメリカで行われる世界大会に出場されます。
NTさんのスピーチは、

「私たちそれぞれの人生において、何をするか、どう生きるか、を決めるのは私たち自身である。ネガティブな出来事が起きた時に、失敗したと考えるか、成功へのワンステップと考えるか、それも私たち自身のものの見方次第である。」

というメッセージを、職場での体験談に基づいてユーモアを交えて語るというものでした。

NTさんのスピーチは、メッセージの内容、スピーチの構成、ヴォーカルバラエティ、聴衆とのアイコンタクト、とすべての側面において、とても勉強になる素晴らしいものでした。

ビジュアルエイドなしで、音声だけでこれだけの内容を説得力を持って伝えられることに、改めて言葉が持つ力のすごさを認識しました。

写真は、コンテスト終了後に、日本語スピーチで二位になったKJさんを囲んで、千里TMクラブのメンバーで撮ったものです。

KK


2013年5月22日水曜日

ディストリクト76大会日本語スピーチ部門

5月17、1819日の3日間、名古屋国際会議場において、ディストリクト76の春期スピーチ・コンテストが開催されました。

私たちは、1年に2回、ディストリクト76のスピーチ・コンテストを行います。日本全体のトーストマスターズ・クラブを統括するのがディストリクト76ですから、平たく言えば、全国大会です。全国大会に出場できるのは、3度の予選を勝ち抜いた、たった6人の強者だけです。

この6人をどうやって選ぶのか、予選の方法を説明しましょう。まず、クラブ内コンテストを行います。クラブ内コンテストで勝ったスピーカーは、第2段階のエリア・コンテストに進みます。エリアとは、地理的に近接している複数のクラブで構成される単位です。たとえば、私たち千里クラブは、大阪府下の他のクラブと一つのエリアを形成しています。エリア・コンテストでは各クラブ内コンテスト勝者が集まります。エリア・コンテストで勝つと、ディヴィジョン・コンテストに進みます。複数のエリアを一つにまとめる単位がディヴィジョン(Division)です。千里クラブが属するディヴィジョンは、関西全体と東海地方から中国・四国地方までを含む広い地域です。ディヴィジョン・コンテストで優勝したスピーカーがディストリクト76スピーチ・コンテストに出場します。日本は6つのディヴィジョンに分かれているので、各ディヴィジョンで優勝したスピーカー6人が一堂に会するのがディストリクト76スピーチ・コンテストというわけです。

ディストリクト76スピーチ・コンテストには2つのコンテストがあります。日本語部門と英語部門です。以下に、今回の全国大会日本語スピーチ部門の報告をします(英語部門の報告は別記事)。

千里クラブとして誇るべきことに、今回のディストリクト76コンテスト日本語スピーチ部門に、千里クラブのメンバーであるKJが出場したのです。彼は3段階にわたる予選を勝ち抜き、最後の6人に選ばれたのです。これは応援しに行くしかないということで、私を含め総勢7人が万障を繰り合わせ!?、即席応援団を作り、名古屋まで行って参りました。応援団長のAKは、多忙の合間をぬって特製Tシャツを作りました。コンテスト当日は、7人がそれを着て応援しました。

応援といっても、スポーツの応援とは違い、スピーチの間は静かに聞かなければいけません。いったんスピーチが始まってしまえば、あとは彼のスピーチを固唾を飲んで見守るしかないのです。しかもスピーチ時間は最長でも7分30秒。始まったと思ったらすぐ終わってしまいます。でも、この時間は濃密でした。スピーチをしたKJ本人はもちろんでしょうけど、ステージ近くの席に陣取った私たちも彼の一語一語、一挙手一投足にじっと集中しました。

KJのスピーチは、彼が高校生時代に負っていた身体的コンプレックスについてでした。それは解消することはできない種類のものだが、ある人の導きによって、そのコンプレックスを別の角度から見れるようになったという話でした。

クラブのメンバーである私たちは、そのスピーチを予選の各段階で何度も聞いていたので、話の展開等は知っていました。それでも、国際会議に使われる大きなホールのステージに立ち、照明を浴びて熱演するKJの雄姿を見ていると、知っているはずの展開のことなどは忘れて、初めて聞くような感覚で約7分のスピーチに聞き入りました。

他の5人のスピーチもすばらしいものでした。それぞれのスピーチの内容を一言で紹介すると、父親との確執とその超越、死の迎え方、社会的役割を演じることについて、人生における輝きの意味、褒めることの大切さ、でした。どのスピーチも三度の予選を勝ち抜いただけのことはあります。ただじっと聞き入ってしまいました。私はクラブで仲間のスピーチを聞くときは、わりと醒めた意識で、批判的視点を持って聞くのですが、われらがKJを含めた6人全員のスピーチは、そんな普段の私の傍観的なスタンスをとらせてくれませんでした。ただただ、スピーチに聞き入ってしまいました。月並みな言い方ですが、すべてのスピーチが文句なくすばらしかったのです。

しかし、これは戦いです。勝負です。優勝者を決めなければいけません。審査員は、各スピーチを100点満点で点数にします。それを集計して、優勝、第2位、第3位のスピーカーが表彰されます。

KJは第2位を獲得しました。優勝したのは、人生における輝きを話したスピーカー、第3位は、褒めることについて話したスピーカーでした。

KJ自身は2位という結果をどのように受け入れたのかは、他人には分かりません。純粋に喜んだかもしれないし、優勝を逃したことに落胆したかもしれません。聞いたって、正直には話さないでしょう。それはそれとして、彼が2位という結果を得たことは事実です。私たち千里のメンバー、さらにKJを知る他クラブに所属するメンバーは、KJが得たその事実に対する歓びを会場で分かち合いました。

次のディストリクト大会は、11月に福岡市で開催されます。KJに続くべく、福岡のステージを目指して千里クラブの各メンバーは精進に励みます。

最後に表彰式のKJの写真を紹介して報告を終わりたいと思います。左はディストリクト76会長、右は2011年の国際大会(注:各ディストリクトの勝者が集う世界大会)で第2位に輝いた中国のトーストマスター会員で、基調講演のために名古屋に来ていただきました。



(執筆:スティーヴ)
   

2013年5月12日日曜日

第52回例会 2013年5月22日

昨日行われました例会の報告を致します。
今回、初めてToastmaster of the day(司会進行)を務めましたTM Y.Nです。
Guestが3名こられました。

1 Prepared Speech Session
3名の方がそれぞれのタイトルにちなんでスピーチをしてくれました。
表題は以下の通りです。
1 TM R.F   How to go Anger
2 TM Y.K   Miracles will happen
3 TM Steve briefing on conspicuous consumption

2 Evaluation Session
スピーチをして下さった方に、evaluation(評価)をします。良かった点、悪かった点などを示唆してくれます。その場で聞いて、瞬時に答えなければならないので、私にとって非常に難しいです。

3 Table Topics Session
TM president Susieさんが担当してくれました。テーマは「母親」に関するテーマで、非常におもしろいテーマが出題されていました。今日は母の日ですね。みなさん日頃お世話になっている母親に感謝、今まで育ててくれた母親に感謝、今日は何かプレゼントしましたか?私は今日は家族でご飯を食べにいきました。以下7名の方が、即興で答えてくれました。
1 TM M.C
2 TM A.Y
3 TM T.Y
4 TM S.T
5 TM K.K
6 TM KJ
7 TM R.F

4 Special Session
我等が、千里トーストマスターズのエースTM KJさんが来週日本語全国大会に出場されます。
KJさんが日本語のスピーチをして下さいました。
当日参加される方は、応援用(メッセージ付)のTーシャツ着て応戦するそうです。
私は、当日参加できませんが、大阪で応戦しています。

5 役員選任選挙
時期千里TMC役員選挙が行われました。決定事項をお伝えします。
President TM KJ
Vice President Education TM A.Y
Vice President Membership TM S.K
Vice President Public Relations TM Y.N
Treasurer TM Y.K
Secretary TM R.F
Sergeant at Arms TM K.K
この度、私はVice President Public Membershipに選任されました。
今まで以上に必死のパッチで頑張りますので、宜しくお願いします。
TM Y.N

2013年5月3日金曜日

第51回例会 2013年4月20日

掲載が遅れましたが、例会の報告です。

今回、初めてToastmaster of the Day(司会役)を担当したTM M. C.です。
新年度の始まりとともに、新メンバーを迎えることになりました。




今回の例会ではM.さんのインダクションセレモニーが行われました(上写真)。
また、TM Steveさんが新メンバーとして紹介されました。

さて、今回のPrepared Speech Sessionでは、3名がそれぞれ熱弁をふるわれました。
表題は以下の通り:
1) TM S. K.さん,Be Sophisticated
2) TM A. K.さん,Be a Wise Traveler
3) TM H.さん," "

いずれのスピーチも充実したものでした。
だいたい5分~7分ほどの英語スピーチ課題が多いのですが、今回のTM H.さんの課題は20分を超えるものでした!しかし最後まで時間の長さを感じさせないところがまたすごい。

続いてEvaluation Sessionが行われました。
これは、前出のスピーチを各1人に対し1人のEvaluatorがスピーチの良かった点、ちょっと直すと良くなる点などを示唆するものです。聴衆にとっても勉強になります。

Table Topics SessionではTM K. Kaw.さんがTable Topics Masterを担当されました。今回の課題は『結婚式に招かれた時のスピーチ』でした。どんな立場の人になるかは、お楽しみ(くじ引き)です。

以下8名の方が即興でお話しくださいました。

1) TM Steveさん (as a subordinate of the bridegroom)
2) TM K. Ko.さん (as an ex-lover of the bridegroom)
3) TM KJさん (as an uncle)
4) TM R. F. さん (as a childhood playmate)
5) Mr T. さん (as a boss of the bridegroom)
6) TM K. Kat.さん (as a divorced friend)
7) TM S. K.さん (as a teacher)
8) TM Y. F.さん (as a fellow Toastmaster)

投票で新郎の元彼女としてスピーチをしてくださったTM K. Ko.さんがBest Speakerに選ばれました。

初めてTMOD(司会役)を担当して、当日も時間調整などでバタバタしていましたが、General EvaluatorTM Markさんや出席者の皆さんからコメントをいただき、次回はこうしよう、と気づいた点が多々ありました。ありがとうございました。

クラブに興味を持たれた方は、一度ゲスト出席してみてください。

M. C.